ムーバブルタイプオープンソース

MTOSで行こう! > MTOSのインストール方法

MTOSのインストール方法(カスタマイズ済みデータベースを使う場合)

MTOSのインストール方法で手抜きする方法。

MTOSはインストールしたあとの設定にそれなりに時間がかかる。テンプレートをSEO強化のためにカスタマイズしたり、MT4iやFCKeditorをインストールしたり、メールフォームやrssiのCGIの設定もある。

そこで、すでにこれらの設定を終えた「カスタマイズ済みデータベース」を使うことで、これらの作業を一気に手抜きしてしまおう。というのがこのページの趣旨です。

なお、このやり方は本来のインストール方法とは違います。
この方法を試す方は自己責任にておねがいします。

 

まずは、「カスタマイズ済みデータベース」の入った一連のファイルを手に入れる。
カスタマイズ済みデータベースのダウンロードを希望する方は専用フォームから申し込んでください)
※データのご利用は無料ですが、当方は一切の責任を負いませんのでご注意ください

ファイル構成の概要は以下のとおり。

ファイル構成

 

ファイルをまるごとFTPでアップする。

アップした後、MTOSにログインし、「公開設定」を変更する。

koukaisetei.jpg

 

MTOSのインストール方法

このページで説明するMTOSインストール方法は、データベースをMYSQLではなくSQliteに変更してMTOSをインストールする場合で説明しています。

ここでは「さくらインターネット」のレンタルサーバにMTOSをインストールする手順を紹介します。今回使用するサーバの基本情報は下記のようになっているとします。

レンタルサーバ さくらインターネット
契約プラン ライト
ドメイン http://domodomo.sakura.ne.jp/my_first_blog/
アプリケーションURL http://domodomo.sakura.ne.jp/blog/
使用データベース SQlite

まずはMTOSをダウンロードします。MTOSのプログラムはオープンソースで無料なので、面倒な登録なしでシックスアパートのウェブサイトから案内にしたがえば簡単にダウンロードできます。
最新版は
http://www.movabletype.jp/opensource/getting-the-source.html
mt4dl.jpg

からダウンロードします。(2008/11/28現在の最新版はMTOS-4.2-ja)

ダウンロードしたファイルはいったんハードディスクに保存します。ファイルは zip 形式または tar.gz 形式で圧縮されているため、まずはあなたのコンピューター上に解凍する必要があります。

 

お使いの解凍ソフトを使用して解凍してください。解凍が終了すると「MTOS-4.2-ja」というフォルダが作成されます。

mtos42.jpg

この時点ではまだファイル名やディレクトリ名の変更は行わないでよいです。

自分のPCにMTOSのフォルダを作る(インストール準備)

ここから自分のPCでMTOSのインストール準備を始めます。
まずは自分のPCにMTOSのフォルダを準備します。
仮にマイドキュメントに「ホームページ」というフォルダを作ったということにします。
この「ホームページ」に「www」を作り、さらに「www」の中に「blog」を作ります。

pcwww.jpg
上記の「MTOS-4.2-ja」の中身をこの「blog」にコピー&ペーストで貼り付けます。
そして、その後2つの作業を行います。
1.mt-config.cgiの作成
2.dbフォルダの作成
できあがったフォルダの状態は以下のようになります。

 

mtos42settei.jpg

1.mt-config.cgiの作成
mt-config.cgiをテキストエディタで作成する必要がある。サンプルは以下の通りだがオレンジ文字のところは自分のサーバの設定に変更してください。

##          Movable Type configuration file
# The CGIPath is the URL to your Movable Type directory
CGIPath    http://domodomo.sakura.ne.jp/blog/

# The StaticWebPath is the URL to your mt-static directory
# Note: Check the installation documentation to find out
# whether this is required for your environment.  If it is not,
# simply remove it or comment out the line by prepending a "#".
StaticWebPath    http://domodomo.sakura.ne.jp/blog/mt-static

#================ DATABASE SETTINGS ==================
#   REMOVE all sections below that refer to databases
#   other than the one you will be using.

##### SQLITE #####
ObjectDriver DBI::sqlite
Database ./db/mtdb.db

DBUmask 0022
HTMLUmask 0022
UploadUmask 0022
DirUmask 0022

AltTemplate feed results_feed.tmpl

#======== RichTextEditor ==========
RichTextEditor FCKeditor
2.dbフォルダの作成
dbフォルダを作成し、dbフォルダの中には「.htaccess」を作成しておいておく。
「.htaccess」の中身は
<Files *>
<Limit GET>
deny from all
</Limit>
</Files>
としておく。
ここではこの2つのファイルとフォルダをダウンロード(mt-config.zip)できるようにしましたのでダウンロードして解凍してご利用ください。


 

 

MTOSのインストール

いよいよサーバにMTOSをインストールします。MTOS には対話式のインストールウィザードが用意されているので、面倒な設定作業はほとんど必要ありません。

データベースの設定

MTOSで利用するデータベースの設定を確認します。
ここではSQliteを選択します。さくらレンタルサーバではあらかじめSQliteのデータベースが用意されているので、新たに作成する必要はありません。

サーバーへのアップロード

次はダウンロードして解凍したファイルをサーバにアップロードします。

アップロードには FTP クライアントソフトを利用します。
ここではWindowsで標準といわれているFFFTPを使います。

sakura-008.png

アイコンをダブルクリックしてソフトを起動します。くわしくはFTPの使い方をご覧ください。

FFFTP でサーバへの接続ができると、左側に表示されているのが自分のパソコンの中身で、右側に表示されているのがさくらのサーバのファイル群になります。この右 側にMTOSを格納するフォルダ「blog」を作成します。さくらレンタルサーバではこの「www」フォルダがあなたのホームページスペースのホームディ レクトリとなります。ここにMTOSを格納するフォルダ「blog」を作成するため、右側のウィンドウにマウスの矢印の先端を持って行き右クリックして 「フォルダ作成」ボタンをクリックします。すると「フォルダ作成」というウィンドウが現れますので「blog」と打ち込みます。
FTPでMTOSを作る1

フォルダ作成ダイアログが表示されるので「blog」と入力し「OK」ボタンをクリックします。

これでアップロードの準備は完了です。パスが「/home/domodomo/www/blog」(domodomoはユーザー名)となっていることを確認してください。

左側で解凍した Movable Type の全フォルダ、ファイルを選択し「アップロード」ボタンをクリックします。

自動的にアップロード作業がはじまります。全部で 2000以上のファイルがあるので接続環境によってはアップロードにはかなり時間がかかります。途中でアップロードが停止していないか時々確認するといいでしょう。

万一アップロードが途中で停止してしまったり、FTPソフトがフリーズしてしまった場合は改めてFTPソフトを立ち上げ直し、アップロードをやり直しましょう。

以上でアップロード作業は終了です。

イ ンストールがうまくいかない原因の多くはアップロード作業の失敗にあります。アップロードされていないファイルやフォルダーが1個でもあると Movable Type が正常に動作しない可能性があります。特に途中でアップロードが止まってしまい、作業をやり直した場合はアップロードに失敗したファイルがないかどうか確 認してください。

パーミッションの設定

プログラムのアップロードが終わったら、拡張子が".cgi"となっているファイル (mt.cgi や mt-search.cgi のようなファイルです) に実行権限 (execute) を割り当てる作業を行います。

sakura-022.png

引き続き FFFTP を使用し、Shift キーを押しながら拡張子が .cgi になっているファイルをすべて選択し、「コマンド」メニュー、もしくは右クリックすると表示されるコンテキストメニューから「属性変更」を選択します。

sakura-023.png

「属性の変更」ダイアログが表示されるので「実行」チェックボックスにすべてチェックを入れます。

sakura-024.png

右下の「現在の属性」が「755」になっていることを確認してから「OK」ボタンをクリックします。「現在の属性」に直接「755」という数字を入力しても構いません。

以上でパーミッションの設定は終了です。

インストールウィザード

最後にインストールウィザードを使って各種設定作業を行います。

ブ ラウザを開いてMTOSをインストールしたサイトパスに「mt.cgi」を付けたURL、ここでは「http: //domodomo.sakura.ne.jp/blog/mt.cgi」に アクセスします。もちろん URL はサーバ名と作成したフォルダ名によって変わります。

sakura-025.png

インストールウィザードが表示されます。「開始」ボタンをクリックしましょう。

sakura-026.png

Movable Type が動作するのに必要な Perl モジュールが揃っているかどうか調べるシステムチェックが行われます。問題なければ「次へ」をクリックしましょう。

接続テストが行われ、問題ない場合は「データベースの設定が完了しました」と表示されます。「次へ」ボタンをクリックしましょう。ここでエラーがでた場合 は入力した項目が間違っている可能性があります。とくに「データベース名」と「パスワード」をしっかり確認しましょう。
以上で設定は終了です。Movable Type の構成ファイルに設定が自動的に書き込まれます。「次へ」ボタンをクリックしましょう。

初期ユーザーアカウントの作成

各種設定作業が終了したら初期ユーザーアカウントの作成を行います。このアカウントは、あなたの Movable Type でシステム管理者権限を持つ特別なアカウントです。

後でこのアカウントの権限を変更することも可能ですが、まずは管理者権限のあるアカウントが少なくともひとつ存在することが必要なのです。

mtos_01.jpg

初期ユーザーアカウント作成画面が表示されたら必要項目を入力し「次へ」ボタンをクリックします。

ユーザー名

ログインするときのユーザー名を指定します。

表示する名前

ブログに表示する名前を指定します。ユーザー名と同様でも構いませんが、セキュリティー上できれば別の名前にした方がよいでしょう。

メールアドレス

メールアドレスを入力します。

使用言語

利用する言語を選択します。

パスワード

パスワードを入力します。

パスワードを再入力

パスワードをもう一度入力します。

パスワード再設定用のフレーズ

パスワードを忘れたときに、パスワードを再設定するために必要になる秘密のキーワードを入力します。このキーワードを忘れてしまうと、パスワードを再設定する機能は利用できません。

最初のブログの作成

最後に最初に作成するブログの設定を行います。設定画面でブログ名と URL を指定すれば、自動的にデータベースを構築して最初のブログを作成します。もちろんブログ名などの設定はあとから変更することができますし、このあとさらに別のブログを作成することも可能です。

mtos_02.jpg

ブログ作成画面が表示されるので必要項目を入力して「インストール」ボタンをクリックします。

ブログ名

ブログ名を入力します。後から変更できます。

ブログ URL

ブ ログの URL を指定します。ここで指定したディレクトリーは実際に存在する必要があります。例えば「http: //domodomo.sakura.ne.jp/news/」 と指定したのであれば「news」というディレクトリーをルート以下にあらかじめ作成しておく必要があります。

公開パス

ブ ログのメインページである「index.html」へのパスを指定します。「/」で始まる絶対パスを使うことが望ましいですが、MTOSをインストールし たディレクトリからの相対パスにしてもかまいません。公開パスはブログURLと同じディレクトリを指している必要があります。

タイムゾーン

ブログのタイムゾーンを指定します。日本で作成しているのであれば「UTC+9(日本標準時)」を選択しましょう。

「インストール」ボタンを押すとデータベースの初期化が行われます。

mtos_03.jpg

しばらく待つとデータベースが初期化されインストールが完了します。「Movable Type にサインイン」ボタンをクリックしてみましょう。

 

mtos_04.jpg

Movable Type(MTOS) の管理画面が表示されます。すでに作成した初期アカウントでログインしている状態なので、すぐに記事を投稿することができます。(この画面はMTOS4.2です)

 

※なお、さくらインターネットにMTOSをインストールする場合は、
カスタマイズ済みデータベース(インストール後のプラグイン設定やテンプレートカスタマイズがあらかじめ済んでいるもの)を使うと設定が楽です。

MTOSで行こう! > MTOSって何?どんなもの?

MTOSとはなに?MT商用版とはどう違うの?

オープンソースのMTOSと商用版MTとの違い

シックス・アパート社のサイトに、MTOSとMT4とのライセンスの違いについて記述があります。
おおむね以下のような意味でしょう。

相違点 MTOS MT4個人版 MT4商用版
料金 無料 無料 有料
商用利用 OK NG OK
個人利用 OK OK OK
作成するブロス数の制限 なし/無制限 なし/無制限 なし/無制限
投稿者数の制限 なし/無制限 なし/無制限 投稿者数に応じて追加料金必要
再配布可能 OK NG NG
サポートはあるか? 無し/ユーザーコミュニティなどから シックス・アパート社から シックス・アパート社から
機能 基本機能のみ 基本機能+α 基本機能+α


MTOSは商用利用でも無料で使用できるようになったそのわけは?

上の表にあるようにMTOSは商用利用の場合も無料で利用できます。従来のMTは商用利用が有料でしたから商用でも無料利用が可能なMTOSは利用者にとってとても大きなメリットです。

この背景には、無料のブログソフトWordPress(ワードプレス)との競争要因があります。インターネット白書2008年によると日本ではムーバブル タイプはCMSのNO1ソフトです。しかし世界的に見るとムーバブルタイプより、完全無料で使えるワードプレスの利用が増加しています。実際に、私の身の 回りでも最近サーバインストールタイプのブログを始めたという例はほとんどがワードプレスでした。ムーバブルタイプのシェアをこれ以上低下させないため、 そしてムーバブルタイプをもっと普及させるための対策として、無料版のMTを世に出したようです。

理由はともかく、利用者としては無料で使えるMTOSは大きな魅力です。とくにこれからCMSを始めようという方にMTOSはおおいにおすすめできます。

ただし、MTOSはシックス・アパート社からのサポートは受けられません。何かトラブルが起こったとしても、ユーザー同士の情報交換を利用して解決する必要があります。IT知識に乏しい中小企業者にとって、MTOSは必ずしも使いやすいCMSではないかもしれません。

しかし、ある程度のIT知識があれば、miixのMovable Typeのコミュニティでサポートしてもらえるし、インターネットで検索すればかなりの情報が手に入いる現状です。

当サイトでも、MTOSを使って中小企業者が敷居の低いCMSとしてのホームページをスタートさせるための情報提供をしていきます。

思い切ってMTOSで始めてみませんか?

※シックスアパート社のMTOS説明ページより抜粋

MTOS: Movable Type オープンソース・プロジェクトとは?

Movable Type を開発しているシックス・アパート社は『Movable Type コア部分の、GPL による公開』と『開発プロセスのオープン化』をおこないました。Movable Type Open Source としてMovable Type のコア部分をGNU General Public License で公開しました。これは Movable Type Open Source という個別のソフトウェアであり、Movable Type 基本ライセンスや個人無償ライセンスで利用可能なMovable Type とは別の製品です。ただし、ソースコードとしてのMovable Type Open Sourceは、その他の商用版のMovable Type のコア部分とほぼ同等であり、Movable Type Open Source は開発のプラットフォームとしての位置づけを持ちます。
GPLにつきましては、Free Software Foundation (FSF) などでのライセンス説明ページをご参照ください。

こ れまでもシックス・アパート社は、新バージョンのリ リース前にベータ版のソースコード公開をおこなってきました。Movable Type オープソース・プロジェクトでは、随時最新のソースコードを取得できるようになります。ソースコードのバージョン管理システムである Subversion から、最新のソースコードをチェックアウト (ダウンロード) することが可能です。Subversion からのソースコードの取得と、コンパイルなどの利用方法については、以下のページをご参照ください。

Subversion から取得できるのは、Movable Type Open Source のソースコードになります。Movable Type 基本ライセンスや個人無償ライセンスで利用可能な Movable Type は、従来通りダウンロード可能です。

PL(GNU General Public License)はGNUプロジェクトが定めたライセンスで、基本的な考え方は以下のようなものです。

  • ソフトウェアを配布する際にはソースコードを公開しなければならない
  • ソフトウェアの利用/改変/複製/再配布を自由に行って良い
  • 他のソフトウェアの部品として組み込んで良い
  • 改変したソフトウェアを配布する場合は、そのソフトウェアもGPLにしなければならない
  • 無保証であり、ソフトウェアの利用によってトラブルが起こったとしても、ソフトウェアの作者には責任はない

※詳しくは「MTOS: Movable Type オープンソース・プロジェクト」をご覧ください。

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